「資金調達」と言っても様々な方法がある

一言で「資金調達」と言っても多種多様な手法があり、それぞれで特徴が全く異なります。全ての資金調達の手法について網羅し、詳しく書いている本はあまり多くありません。そのため、まず自分がどの資金調達の手法について詳しく知りたいのかを明確にする必要があります。具体的な手法については会社の状況や収益形態に合わせて選ぶことになるため、以下の記事を参考にして、自社に合った手法を選んでみましょう。その上で本を選ぶことをオススメします。

▷参考記事:資金調達の手法を徹底網羅!選び方やメリット・デメリットを解説

資金調達はあくまで財務状況を良好にするためのいち手段でしかありません。会社の状況によっては資金調達ではなく資金運用の改善が重要である可能性もあります。
資金調達について調べてみた結果、自社の課題が解決できないとわかった場合には資金運用やコーポレートファイナンス全般について調べてみるのも良いでしょう。本記事でも資金運用以外に関する本も一部取り上げます。

資金調達の手法別に本をご紹介

具体的に資金調達に関する本をご紹介します。

資金調達の概要について取り上げた本

まずは資金調達全般について解説した本を紹介します。資金調達の全体像が分かっていない方はここから入ることをオススメします。

中小企業経営者のための 絶対にカネに困らない 資金調達 完全バイブル

  • 著者:川北 英貴
  • 出版日:2016/12/14

資金調達の手法について網羅的に解説した本です。著者は元大垣共立銀行の行員で、特に融資に関する知識が豊富で詳しく書かれています。資金調達の手法全般について知りたい人だけでなく、金融機関の融資の際にどのような審査がされるのかを知りたい方、融資を受けるためにどうしたらいいのか知りたい方はこの本がオススメです。

起業のファイナンス(増補改訂版)

  • 著者:磯崎 哲也
  • 出版日:2015/1/16

スタートアップビジネスにおけるファイナンス戦略全般について解説した本です。「スタートアップビジネスをやる人は必ず読むべきバイブルだ」とも言われています。著者は自らファンドを設立し何百社とベンチャー支援をしてきた経営者です。徐々に確実に売上が伸びていくスモールビジネスとは異なり、スタートアップビジネスは最初は伸びずに途中で急激に売上が伸びる形になっています。そのため、スモールビジネスとは違うファイナンス戦略を立てる必要があります。資金調達の手法の選び方も異なってくるため、スタートアップビジネスをやる方は目を通しておきましょう。

資金調達X.0 事業を軌道に乗せる新・資金調達 現代のスタートアップ法

  • 著者:小山晃弘
  • 出版日:2019/4/1

こちらも資金調達の手法全般について解説した本です。資金調達を中心的に解説するというよりは、「起業のススメ」のような内容です。著者曰く、日本経済全体が起業を後押しする流れになっているため、起業のハードルが下がっているとのことです。これから創業でビジネスモデルも含めて考えたい人は起業について網羅的に勉強できる良い著書と言えるでしょう。

デットファイナンスについて取り上げた本

次に、デットファイナンスについて解説した本をご紹介します。普段は見れないような金融機関について知れる良書もありますが、金融機関の融資制度は審査内容が適宜更新されていくため、書籍で最新情報を掴むのは難しいのが実情です。あくまで概要を掴むのに活用しましょう。

事業計画書は1枚にまとめなさい―――公庫の元融資課長が教える開業資金らくらく攻略法

日本政策金融公庫の元行員が書いた日本政策金融公庫の融資制度に関する本です。日本政策金融公庫は創業前の方向けの創業融資を提供していますが、申請の際には決算書の代わりに計画書を提出する必要があります。この著書では公庫の融資制度だけでなく、実際に申し込む際の計画書の書き方などテクニカルな部分まで解説をしています。日本政策金融公庫は企業規模問わず幅広く対応している政府銀行のため、誰にとっても関係を築いておいて損はないでしょう。

借りたら返すな! ―――いちばん得する! 儲かる会社に変わるお金の借り方・残し方

  • 著者:大久保圭太
  • 出版日:2017/7/21

資金調達に関する書籍というよりは、資金調達後にどのように資金運用を行うかを解説した本です。著者は税理士兼財務コンサルタントで、一部の経営者たちがファイナンスに弱く税理士に頼ってしまうがゆえに会社の財務状況を悪化させてしまう状況に危機を覚え、財務に関する正しい知識をつけさせることを目的としてこの書籍を出されたとのことです。財務に関して不安がある方は一読の価値ありでしょう。

エクイティファイナンスについて取り上げた本

次はエクイティファイナンスについて解説した本です。VCやエンジェル投資家から出資を受ける予定の場合には必読の本ばかりです。

起業のエクイティ・ファイナンス---経済革命のための株式と契約

  • 著者:磯崎 哲也
  • 出版日:2014/7/11

スタートアップビジネス向けのエクイティによる資金調達について解説した本です。スタートアップビジネスは融資が受けにくい分、エクイティが中心的な資金調達
手段になります。株式の取り扱いについては会社法にて定められており、自分たちが不利な状況に立たないためにも法務に関して理解を深めておく必要があります。この著書では株式に関する法務も取り上げているので、エクイティに関してはこの1冊で安心でしょう。

エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか

  • 著者:ジェイソン・カラカニス
  • 出版日:2018/7/12

エンジェル投資家がどういう仕事なのか、どのような考えを持って投資をしているかについて解説した著書です。著者は実績のある著名なエンジェル投資家です。スタートアップビジネスを立ち上げる人にとって、エンジェル投資家は最初にお世話になる存在です。経営者目線で書かれた本ではありませんが、エンジェル投資家のことを理解しなければ出資はしてもらえません。読んで少しでもエンジェル投資家の考えを理解しておきましょう。

その他の手法について取り上げた本

最後はデットファイナンスとエクイティファイナンスのどちらにも当てはまらない手法について解説した本をご紹介します。

成功するクラウドファンディング

  • 著者:小田 恭央
  • 出版日:2018/12/9

近年利用者が増えているクラウドファンディングについて解説した書籍です。インターネットを通じてファンドを組成し、不特定多数から資金調達を行う方法です。著者は実際にクラウドファンディングを通して累計6000万を調達した方のため、経験談に基づいて解説されています。参入障壁が低い資金調達手段ではありますが、PRの仕方などコツが必要のため、しっかりとノウハウを貯めておく必要があります。実際に検討している方は必読でしょう。

まとめ

資金調達および資金運用に関する書籍を7冊紹介しました。どの著書も内容が濃く書かれている本ばかりです。しかし会社の課題や目的に沿っていないと、時間をかけて読む意味がなくなってしまいます。まず自分がどの手法について詳しく知りたいのかを明確にしてから読書に取り掛かりましょう。

1社あたり平均融資金額1,000万円以上
年間対応件数600社以上
審査通過率99%の豊富な実績
KIKが創業期の融資をサポート

着手金なし

完全成果報酬型なので、費用が発生するのは融資成功時のみです

公認会計士が対応

融資に特化した会計士が対応しています

手間なし

書類作成も、金融機関とのやりとりもKIKが代行します

全融資制度取扱い

日本政策金融公庫、民間銀行などが取扱うすべての融資制度に対応が可能です

050-1705-5776

フォームからお問い合わせ

おすすめの記事